元・青年海外協力隊(インド・プネ派遣)による日本語教育(日本語教師向け)の教材サイト。★初級・中級・上級の教室活動や学習ゲーム満載!イラストもたっぷり。WordやPDFで無料ダウンロード! ★『日本語初歩』『みんなの日本語』対応 ★オリジナル「みんなでじゅくご」カードゲームもオススメです♪ 外国人向けの日本語教材集、ちょっとした図書館としてご利用ください。
2011年07月14日 (木) | 編集 |
osusume.jpg

■私のおすすめ■
 □文型:「なら」(とりたて)
 □目的:相手にすすめる
 □道具:カード(グループごとに1セット)
 □『日本語初歩』:32課
 □『みんなの日本語』:35課


海外で生活していると、おいしいレストランやお店を知りたくなります。日本語教師をしていると、それら情報源は学生からだったりしますよね。

ということで、今回の活動は、海外で生活している日本人が現地の人(学生)に、地元の有用な情報を聞く、というシチュエーションになっています。

なお、また内容がインド的になっていますので、適宜、内容を返信して使ってください。

活動は以下のような流れになります。



①クラスの人数が多ければ、4~5人くらいのグループにわける。

②各グループにカードを1セットずつくばる。カードは裏返し、山にしてテーブルの中央におく。

③カードはあなたの町のことをよく知らない日本人からの相談が書いてある。最初に先生がカードを一枚めくって、答え方を紹介する。

   (例)ビリヤニを食べてみたいです→

「ビリヤニ(をたべる)なら、Good Luck(町のレストランの名前)がいいですよ。
 有名だし、サービスもいいし、あまりたかくないし…。」


   もしほかにおすすめがある学生がいたら、何人かに答えさせる。

   「________なら_______がいいですよ。______し、_______し…」
   のこたえの文型を板書しておいてもよい。

④学生は順番をきめて、カードを一枚ずつめくる。カードをめくった学生が相談する日本人になり、グループのほかの学生はひとりずつ自分のおすすめを「~なら」と「~し」をつかって答える。

⑤質問役は、全員のおすすめをきいてから、「ありがとうございます。じゃあ、○○へいくことにします」と一番いいおすすめをえらぶ。

⑥カードの山がなくなるか時間がなくなるまで続ける。

⑦時間があれば、先生が最後にそれぞれの相談について各グループでえらばれたおすすめを聞き、クラスのおすすめを調べる。


ちなみに例文の「ビニヤニ」とはインドの炊き込みカレーライスのようなものです。プネの大学近くのレストランで、チキンビニヤニが有名です。(笑)



☆ダウンロードはこちらから↓

▼『日本語初歩』版

ワードファイルのダウンロードボタン  PDFファイルのダウンロードボタン

▼『みんなの日本語』版

ワードファイルのダウンロードボタン  PDFファイルのダウンロードボタン