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2011年04月13日 (水) | 編集 |
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■いつもの町■
 □文型:「ています[進行]」
 □目的:人の動作を描写する
 □道具:絵
 □『日本語初歩』:16課
 □『みんなの日本語』:14課


上の絵はトップページにも載っていますが、この絵を見て、「~ています」という進行形の文をたくさん作る、というシンプルな活動です。

さて、申し訳ないのですが、絵はインド仕様なので、インドかその周辺の国以外では使いいにくいと思います。
まぁ、ほかの国でも「インドの町です」と言って、インド理解に使うというのもありです(笑)

さて、ダウンロードできるワークシートはモノクロなのですが、それに色をつけると上みたいにカラフルになります^-^

さて、簡単に「インド仕様」と言いますが、こんな絵を描けるのは、インドの生活に密着している協力隊ならではだと思います。

・町を闊歩するさまざまな動物(牛、ヤギ、ゾウ、リス。。。)
・バスに飛び乗る人(インドのバスは停留所で完全に停まらず、ドアもない(笑))
・なかなか来ないオート(リキシャ)を待つ人
・露天で量り売りされているマンゴ
・ちょっと腐ったマンゴはゴミだめへ。そしてそのゴミを食べるヤギ
・カメラを撮っているのは日本人観光客。
・バイクはもちろん二人乗り。うしろの女性はズボンではないので横乗り。
・最近は経済発展で自家用車も増え、そんな裕福な家庭で育った子どもは後部座席でルンルン。
・COFFEE DAYというチェーンのコーヒー店(スタバのインド版?)には富裕層のお客(露天のチャイより10倍高い)
・最近はカップルも人前で手をつなぐようになりました。
・そして、気づきにくいですが、ビンズー教徒、イスラム教徒(アイス屋の店主)、スィーク教徒(アイスを食べている人:髪をターバンで覆っている)とインドの多様な宗教も表しています。

そんな多様で複雑な社会が日常が、「いつもの町」というこの活動の題名に凝縮されています。

(素敵な絵を描いてくれたM隊員、ありがとう!)



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