2011年04月09日 (土) | 編集 |
このサイトの教材は、主に青年海外協力隊としてインドで活動していたときに、現地人教師向けに作成されたものです。インドでは1970年代に作られた『日本語初歩』という古い教科書をまだ使っている学校が多く、それに対応した副教材はほとんどありませんでした。とくに、会話関係の教材が不足し、そのため、インド人の現地教師も自らの経験から文法主体の授業にならざるを得ませんでした。
また、とくに初級を教える現地人教師は、日本語のレベルが十分でなく、またパートタイムで勤務していているため(本業ではないため)、役に立つ教材が学校の図書館にあったとしても、それを探したり、研究したりする時間もありません。
そこでほかの隊員とも協力して、そうした現地人教師が、『日本語初歩』の課に沿ったすぐに使える楽しい活動集・教材を作ろうということになりました。
その中にはほかの市販の活動集からアイデアを得たものもありましたが、このサイトでは隊員オリジナル(もちろんアイデアはすでにほかのどこかで出ている可能性はありますが)のものの中で、使いやすそうなものを選んで掲載しています。
▼使用上の注意
教材を利用するにあたり、以下の点にご注意ください。
そのため、このサイトで配布されているものをそのままでは使えない場合がありますので、ご注意ください。
▼ファイル形式について
海外の外国のパソコン(OS)やプリンタでもそのまま使えるようにPDFファイルにしたものと、使用テキストや学習者の国・レベルに合わせて加工・編集できるようにWORDファイルを用意しました。「使用上の注意」にあるとおり、インドのコンテンツに偏っている部分が多いですが、WORDにて適宜加工していただければと思います。
なお、PDFファイルを読み込むためには、専用のソフトウェアが必要になります。一番有名なのが、「Adobe Reader」だと思います。また、私も使っているのですが、動作の軽い「Foxit Reader」というのもあります。
また、WORDファイルは拡張子が「*.doc」で、「WORD 97」以降なら開けると思います。
▼「みんなの日本語」を使用している方へ
初級教材については、「日本語初歩版」と「みんなの日本語版」と2つをダウンロード提供しています。
インドでも最近、『日本語初歩』に加えて、ようやく『みんなの日本語』が出版されました。しかし、「1(初級前半)」のみで、「2(初級後半)」がない(現在はどうかわかりません)。しかも、インド版は本のサイズが小さく、印刷の質も悪く、たいへん使いにくい(との評判)、などの理由からまだ市民権を得ていないのが現状です。しかし、せっかく世界でシェアのある『みんなの日本語』がインドにもやってきたということなので、「みんなの日本語版」も作ろうということになりました。
しかしすでに触れたように、このサイトの教材はもともとは『日本語初歩』を前提に作られました。そして一度『日本語初歩』をベースにひと通り作った時点で、『みんなの日本語』の課に沿うように、課の番号と最低限度の語彙を入れ替えたのみの変更になっています。(各活動の説明文の左上にある大きい数字の課の番号になります)
そのため、「みんなの日本語版」の活動の中に登場する例文には、まだその時点で習っていない文法項目や単語が出ている可能性がありますのであらかじめご了承ください。
(すみません。完全に対応させる時間と労力と気力がありませんでした。。。ボランティアなので許してください。m(_ _)m )
▼中上級活動集について
中上級活動集の中には、自分の英語の学習で使用した教材を日本語教育ように加工したものがあります。インド隊員は、長野県駒ヶ根の訓練所(山奥)で、数ヶ月の集中語学訓練(当時は英語、現在はヒンディー語らしい)をします。そのときに授業中で出てきた教材を、ただ自分の勉強用にしておくだけではもったいないと、それらのアイデアを拝借して作成したものです。コピーしたものを配布されていたため、原本(出典)がわからないので、その点ご了承・ご容赦ください。
▼最後に
この活動集が一通り完成したあと、それが実際に現地人教師の方々の手によって使われるのを目にする前に任期が終了してしまったのが心残りです。
そのため、ぜひ、それぞれの国、それぞれの教室の実情に合わせて、内容を編集・工夫してみてください。そして、「とても盛り上がったよ」、「うちの国ではこんなふうに作ってみました」、「ここのところ変えたほうがいいんじゃない」など、いろいろフィードバックをいただければ幸いです。
みんなが楽しく日本語を勉強できますように☆
また、とくに初級を教える現地人教師は、日本語のレベルが十分でなく、またパートタイムで勤務していているため(本業ではないため)、役に立つ教材が学校の図書館にあったとしても、それを探したり、研究したりする時間もありません。
そこでほかの隊員とも協力して、そうした現地人教師が、『日本語初歩』の課に沿ったすぐに使える楽しい活動集・教材を作ろうということになりました。
その中にはほかの市販の活動集からアイデアを得たものもありましたが、このサイトでは隊員オリジナル(もちろんアイデアはすでにほかのどこかで出ている可能性はありますが)のものの中で、使いやすそうなものを選んで掲載しています。
▼使用上の注意
教材を利用するにあたり、以下の点にご注意ください。
- 基本的に『日本語初歩』に沿っているため、ほかのテキストを使用している場合、文法や語彙の提出順は異なります。
- 何よりインドというコンテンツに偏って作られています。(活動の内容や例文など)。
- 途上国という環境から、40人50人クラスといった大人数で、英語(またそのほかの現地語)による間接法を想定しています。
- 紙が貴重な環境なので、紙を節約(印刷・コピーする量をできるだけ少なくする、学習者すべてにワークシートを1枚ずつ配るような活動は減らすなど)する努力をしていて、そのため、ワークシートや絵カードなどの印刷サイズが小さい。
そのため、このサイトで配布されているものをそのままでは使えない場合がありますので、ご注意ください。
▼ファイル形式について
海外の外国のパソコン(OS)やプリンタでもそのまま使えるようにPDFファイルにしたものと、使用テキストや学習者の国・レベルに合わせて加工・編集できるようにWORDファイルを用意しました。「使用上の注意」にあるとおり、インドのコンテンツに偏っている部分が多いですが、WORDにて適宜加工していただければと思います。
なお、PDFファイルを読み込むためには、専用のソフトウェアが必要になります。一番有名なのが、「Adobe Reader」だと思います。また、私も使っているのですが、動作の軽い「Foxit Reader」というのもあります。
また、WORDファイルは拡張子が「*.doc」で、「WORD 97」以降なら開けると思います。
▼「みんなの日本語」を使用している方へ
初級教材については、「日本語初歩版」と「みんなの日本語版」と2つをダウンロード提供しています。
インドでも最近、『日本語初歩』に加えて、ようやく『みんなの日本語』が出版されました。しかし、「1(初級前半)」のみで、「2(初級後半)」がない(現在はどうかわかりません)。しかも、インド版は本のサイズが小さく、印刷の質も悪く、たいへん使いにくい(との評判)、などの理由からまだ市民権を得ていないのが現状です。しかし、せっかく世界でシェアのある『みんなの日本語』がインドにもやってきたということなので、「みんなの日本語版」も作ろうということになりました。
しかしすでに触れたように、このサイトの教材はもともとは『日本語初歩』を前提に作られました。そして一度『日本語初歩』をベースにひと通り作った時点で、『みんなの日本語』の課に沿うように、課の番号と最低限度の語彙を入れ替えたのみの変更になっています。(各活動の説明文の左上にある大きい数字の課の番号になります)
そのため、「みんなの日本語版」の活動の中に登場する例文には、まだその時点で習っていない文法項目や単語が出ている可能性がありますのであらかじめご了承ください。
(すみません。完全に対応させる時間と労力と気力がありませんでした。。。ボランティアなので許してください。m(_ _)m )
▼中上級活動集について
中上級活動集の中には、自分の英語の学習で使用した教材を日本語教育ように加工したものがあります。インド隊員は、長野県駒ヶ根の訓練所(山奥)で、数ヶ月の集中語学訓練(当時は英語、現在はヒンディー語らしい)をします。そのときに授業中で出てきた教材を、ただ自分の勉強用にしておくだけではもったいないと、それらのアイデアを拝借して作成したものです。コピーしたものを配布されていたため、原本(出典)がわからないので、その点ご了承・ご容赦ください。
▼最後に
この活動集が一通り完成したあと、それが実際に現地人教師の方々の手によって使われるのを目にする前に任期が終了してしまったのが心残りです。
そのため、ぜひ、それぞれの国、それぞれの教室の実情に合わせて、内容を編集・工夫してみてください。そして、「とても盛り上がったよ」、「うちの国ではこんなふうに作ってみました」、「ここのところ変えたほうがいいんじゃない」など、いろいろフィードバックをいただければ幸いです。
みんなが楽しく日本語を勉強できますように☆