2011年09月05日 (月) | 編集 |

■写真復元!■
□目的:デジタルカメラで撮った写真と同じになるように指示を出す
□道具:デジタルカメラ、(携帯電話のカメラでもいい)
「今日はデジカメを持ってきたので、みんなで記念に写真を撮りましょう!」
とか教師は言って、上のような写真を撮ります。
「それでは。。。」
と言いつつ、教師はおもむろに、デジカメの液晶画面で今撮った写真を見ながら、学生たちに今撮った写真と同じになるように、「口頭」で指示を出します。
「○○さん、真ん中に立って、後を向いてください。○○さんと○○さんは、左側に立って、肩を組んでください。○○さんは左手でピースを作って、○○さんは右手の親指を立ててください。。。。」
というように、写真の通りにみんなを並ばせ、ポーズをつけさせます。そして、もう一度、写真を撮ります。(↓)

このあと、はじめに撮った写真とあとに撮った写真を比べて、どのくらい似ているか、「復元」できているかを確認します。
と、教師がモデルを見せたら、学生にも一人ずつチャレンジしてもらいます。
ジェスチャーは使ってはいけません!
この活動は、「肩を組む」「腕を組む」「手をつなぐ」「しゃがむ」「ピースをつくる」「肩幅に足を開く」など、ポーズに関する表現がたくさん出てきます。これをジェスチャーを使わずに、口頭だけでやるので、レベルの高い活動です。だから、事前にポーズの表現などを勉強しておくといいと思います。逆に、この活動をしながら、新しい語彙を導入してもいいと思います。
また、一方的に指示を与えるだけでなく、自然と写真を撮る人と撮られる人との間で、確認のための、会話も生まれるので、コミュニケーション技術の向上にもなります。
最後に、みんなの写真を比べて、だれがいちばん上手に「復元」できているか決めて、拍手を送りましょう。
※ちなみに上の写真は学生がこの活動で実際に撮った写真です。
そして、できたら、撮った写真を現像して、教室の壁に貼ったり、みんなに配ってあげると楽しいと思います。なぜなら、この活動は、進めば進むほど、だんだんポーズがエスカレートして、楽しい写真になっていくんです。(その分、あとの人はたいへんですが(笑))
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